試験データ一覧

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一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター 微生物試験室 にて、本塗料の抗ウィルス : 抗菌性能に関する各種試験を実施。試験結果の詳細を以下に明記致します。

[ 試験内容 ]
抗ウイルス性試験
抗菌試験 : 緑膿菌
抗菌試験 : 大腸菌(O157:H7)
抗かび試験 : クロカビ

抗ウイルス性試験

○ 試験概要:
・試験ウイルス : ネコカリシウイルス(F-9)Feline calicvirus; Strain : F-9 ATCC VR-782
・宿主細胞 : CRFK細胞(ネコ腎臓由来細胞)
・試験サンプル : ①塗料 GlossWell #360 Type Anti-Viral / ②ガラス板
・洗い出し液 : Fetal Bovine Serumを終濃度10%になるように添加したSCDLP培地
・密着フィルム : ポリエチレン(4cm×4cm)

ノロウイルスは細胞培養が出来ない為、各種消毒薬や個別の濃度に関する消毒効果を検査及び測定評価をする事が出来ません。その様な理由により一般的な消毒薬の消毒効果の検査及び測定評価には、類縁関係を持つカリシウイルスやマウスノロウイルスが使用されます。

○ 試験方法:
1) 本試験
1. 試験ウイルス懸濁液を調整する。
2. 滅菌剤シャーレの底に滅菌剤調湿用ろ紙を置き、滅菌イオン交換水を4.5mL入れ、試験片と調湿用ろ紙とが触れないようU字ガラス管を置き、その上に加工面を上にして試験試料を載せる。
3. 各検体に試験ウイルス懸濁液を0.4mL接種する。
4. 密着フィルムをかぶせ、試験ウイルス懸濁液がフィルム全体に行きわたるように軽く押させつける。
5. シャーレの蓋をかぶせる。
6. 25℃、24時間放置後、滅菌剤ストマッカー袋に検体を入れ、洗い出し液10mLを加え検体からウイルスを洗い出す。
7. プラック測定法にてウイルス感染価を測定する。

2) 宿主細胞検証試験:
2)-1 細胞毒性確認試験
1. 検体を滅菌剤ストマッカー袋に入れ、洗い出し液10mLを加え本試験と同様に洗い出し操作を行なう。
2. 室温で30分間静置する。
2. プラック測定法と同様に細胞を染色し、細胞毒性の有無を確認する。

2)-2 ウイルスへの細胞の感受性確認試験
1. 検体を滅菌剤ストマッカー袋に入れ、洗い出し液10mLを加え本試験と同様に洗い出し操作を行なう。
2. 上記の洗い出し液5mLを滅菌済試験管に採る。
3. 試験ウイルス懸濁液を5×104PFU/mLに調製し、その懸濁液0.05mLを2.の洗い出し液に加える。
4. 室温で30分間静置する。
5. プラック測定法にてウイルス感染価を測定し、ウイルスへの細胞の感受性を確認する。

○ 試験結果1:
1)本試験
試験ウイルス懸濁液:Feline calicvirus 1.0×107PFU/mL

2)宿主細胞検証試験:

(注1) 対照試料としてガラス板を用いた。
(注2) PFU:plaque forming units

2)-1
細胞毒性確認試験結果より、いずれの検体においても細胞毒性は確認されなかった。また、2)-2ウイルスへの細胞の感受性確認試験結果より、いずれの検体においてもウイルスへの細胞の感受性の著しい低下は認められなかった。

○ 試験機関 : 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター 微生物試験室

抗菌試験 / 緑膿菌

○ 試験方法:
* 抗菌性試験 JIS Z 2801(フィルム密着法)準用
・試験菌種 : 緑膿菌 Pseudomonas aeruginoss NBRC3080
・菌液調整溶液 : 1/500NB培地
・試験菌液接種量 : 0.4ml
・無加工試料 : ポリエチレンフィルム

○ 試験結果:

(注1)無加工試験片としてポリエチレンフィルムを用いた。
(注2)抗菌活性値R=Ut-At

○ 試験機関 : 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター 微生物試験室

抗菌試験 / 大腸菌(O157:H7)

○ 試験方法:
*抗菌性試験 JIS Z 2801(フィルム密着法)準用
・試験菌種 : 大腸菌(血清型 O157:H7、ベロ毒素Ⅰ型及びⅡ型産生株)
・Escherichia coil RIMD 0509952
・菌液調整溶液 : 1/500NB培地
・試験菌液接種量 : 0.4ml
・無加工試料 : ポリエチレンフィルム

○ 試験結果:

(注1) 無加工試験片としてポリエチレンフィルムを用いた。
(注2) 抗菌活性値R=Ut-At

○ 試験機関:一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター 微生物試験室

抗かび試験 / クロカビ

○ 試験方法:
*抗菌性試験 JIS Z 2801(フィルム密着法)準用
・試験菌種 : Cladosporium cladosporioides NBRC6348(クロカビ)
・測定方法 : 発光測定法
・胞子懸濁液調製溶液 : 1/20SDB培地
・胞子懸濁液接種量 : 0.4ml
・かび胞子濃度 : 1.0×105spores/ml
・培養条件 : 25℃、95%RH、42時間
・無加工試料 : ポリエチレンフィルム

○ 試験結果:

(注1) 抗かび活性値【FS】 = (Fb-Fa) – (Fc-Fo)
(注2) 発育値【F 】=Fb-Fa

○ 試験機関 : 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター 微生物試験室

塗膜性能

※ 素材:ボンデ鋼板 / 膜厚:6~8μm / 硬化条件:80℃×30分乾燥後、室温下で5日間放置
※ 上記数値は参考値であり規格値ではありません。

塗装時の注意事項

○ 塗装環境 : 通気性の悪い環境下での使用は避けてください。
○ 前処理 : 素材表面の油分 / 水分 / 汚れは溶剤脱脂により十分に除去してください。
○ 塗装 : 塗装は速やかに行ってください。長時間放置すると目詰まり塗りムラの原因となります。
・膜厚は指定された範囲内になるよう管理してください。
○ 乾燥 : 乾燥時に有機ガスが発生しますので換気 / 排気を十分に行ってください。
○ 保管 : 塗料は冷暗所に保存してください。
・本塗料は空気中の水分と反応する性質がありますので、ご使用後は密栓してください。
○ 廃棄 : 塗料の使用残や廃液の処理はMSDS(製品安全データシート)に従ってください。
○ 取扱注意 : 可燃性の有機溶剤を使用しているため火気のある所では使用しないで下さい。
・皮膚や粘膜、特に眼などに刺激性があるため接触しないよう十分注意してください。
・接触した場合は多量の水で洗浄してください。
○ その他 : 詳細な内容については製品のMSDSをご参照下さい。